アオさんのLotus79メイキング
青柳氏のLotus79制作記事です。

フルスクラッチしました1/10 LOTUS-79を紹介させていただきます。
過去9年間に渡り、BT46-B・008・P34-76・P34-77・LOTUS88B・LOTUS80
LOTUS78-JPS・78-INPを同スケ−ルでフルスクラッチしてまいりました。
マシンの台数を重ねる度に、制作方法や加工技術も自分なりに進化して来たのかな?と思います。
今回は我が青春時代の憧れでありました、LOTUS79にチャレンジしました。
制作技術の集大成とまでは行きませんが、フルディテ−ルバ−ジョンです。

タイムリ−な事にエフモ「LOTUS79特集」が発売され、スタジオ27様の
1/20キットの存在も制作に多大なパワ−を与えてくれました。
制作はいつもと同じく、写真・画像・図面等でディテ−ルを徹底的に頭に
叩き込み、構造や制作レベルを決定します。
簡単な図面を作成し、まずはモノコックから…。

自分の場合、プラ板を基本に制作して行くので、強度的なリスクも考慮しなければなりません。
しかも今回は実車と同様のパ−ツ構造なので、板厚やリブを利用した補強が出来ず、
かなり悩みました。主な加工内容です。


1・DFV
タミヤ1/12各パ−ツを測定・1.2倍にストレッチ。プラ板・ポリパテ
カムカバ−→マスタ−を制作し、エポパテで複製。
エキパイ→Φ5.0・6.0のアルミ棒・ビニ−ルチュ−ブ(水槽用)

2・モノコック
1ミリプラ板による骨格・0.3・0.5ミリプラ板にて外張り
リベット→ウェ−ブ丸タイプ0.5・0.7
塗装→タミヤ製メタルカラ−(シルバ−)

3・ボディ・カウリング
コクピット周辺→タミヤ1/10RCを一部使用(極一部です。全然違ってますから)
流線形ミラ−→プラ板による骨格・エポパテ・ポリパテ
ロ−ルゲ−ジ→Φ4.0アルミ棒・1.0プラ板(有線プラグ・エマ−ジェンシ−プラグ)

4・サイドポンツ−ン
1ミリプラ板による骨格・1.0ミリプラ板にて外・内張り

5・FRウィング
タミヤ1/10パ−ツを測定・1.2倍にストレッチ。プラ板・ポリパテ

6・ホイ−ル
図面作成→超ジュラルミンによる旋盤加工(リベットはウェ−ブ製)

7・タイヤ
F→タミヤ1/12ポルシェ934 Rタイヤを使用
R→タミヤ1/10タイレルP34 Rタイヤを使用

8・マ−キング
タミヤ1/10RC LOTUS79をスキャン→修正→MDプリンタ−にて

9・塗装
タミヤス−パ−サフ→#600・#800→ホワイトサフ→#1000
タミヤブラック→#1000
タミヤブラック→イサム工業 2液タイプ ウレタンクリア

9・塗装面仕上げ
#1500・#2000→タミヤコンパウンド粗・中・仕上げ
→ハセガワ セラミックコンパウンド
→タミヤ モデリングワックス

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スライドショウの開始
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今回はフルディテ−ル。
徹底的に資料を集めます
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CADによるアウトライン
・シャシ−周りの作図
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タミヤRCボディを拝借。・・後から大変な事に…
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メインカウル制作用の治具をプラ板で作ります
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こんな感じ。RCボディなので、全然形状が違います
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まずはフロント周り。肉付けのため、プラ板を張ります。
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ポリパテで形状を整えて、フロントの高さも調整
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ス−パ−サフで大体の感じを確認します
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モノコックの制作。ここは図面どおりにサクサクと
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カウルを乗せて、微調整。直線なので意外と簡単です。
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ノ−ズ部のパネル張りは0.5ミリのプラ板を使用
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パネル用の骨組みとステアリングロッドです
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フロントのスイングア−ムはいつもの様にプラ板にて
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仮組をして、微調整。タイヤが真っ直ぐ着く様に
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スイングア−ムの下部カバ−。資料が少ない場所です
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メインカウル接合部とステアリングロッドを組み付け
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メインカウルを実車と同じ2分割に切断します
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後部カウルを9ミリ程延長して、接合部を制作
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形状ラインを崩さず、分割と延長作業が完了しましたdiv>
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モノコックに戻って、燃料タンクとシ−ト部の制作
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シ−トは木工用のポリパテを使用。表面の質感がいいです
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カムカバ−はカウルに合わせる為、フレシキブルにします
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ギアボックスもP34・L78と同様、1/12をストレッチ
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Dシャフト・ア−ム類もバランスを考えながら
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Rタイヤを着けて、車高やホイルベ−ス等をチェック
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スタビライザ−も着けて、メイン部品の完成です
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エキパイはΦ3.0のアルミ棒とチュ−ブ。これは大成功
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自由自在に形状変更できて、管径も一定に確保できます
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カムカバ−上の直線はカウリングの境界線。シビアです
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Rウィングステ−です。この形状もロ−タスならでは
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F-1はRウィングの見栄えで、イメ−ジが変わってしまいます
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サイドポンツ−ンの補強ア−ムと冷却系のステ−部分
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サイドポンツ−ンの上部とリアの整流板です
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サイドポンツ−ンは外側に少し倒れています。難しい・・
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Rウィングステ−の厚肉部をポリパテで整形します
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0.5ミリ厚のサイドスカ−トは実車同様、可動式に
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L79の見せ場。サイドポンツ−ンが出来上がって来ました
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Rウィングステ−とのバランス取り
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ここで一旦サフがけして、更にバランスを確認
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仮組みしてみます。なかなかいい感じ
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ロ−タスらしいラインが出ているか、入念にチェック
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メインカウルの前部がどう見ても違ってます
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納得のいくまで、何回も何回も修正します
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流線形タイプのミラ−。構造はL78と同じです
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左右のバランスを見ながら取り付けます
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再度、サフがけをして形状を確認。これが大切
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ラジエ−タとオイルク−ラ−を制作。メッシュは手巻き
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サイドポンツ−ンとのクリアランスもチェックします
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冷却系の配管です。アルミと生ゴムを使用。雰囲気出ますね
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写真を見ながら、配管作業。長さ調整が大変でした
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Φ2.0アルミ棒を芯にして、Φ3.0のスチ−ルホ−スで配管
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塗装後の組み付けを考えて、ナンバリングしておきます
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ロ−ルバ−はL78と同様、Φ4.0のアルミ棒を使用しました
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燃タン周りとロ−ルル−プの小部品を作っておきます
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こちらも仮組みして、配管・配線の調整をしました
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ポンツ−ン上部のエアダクト。1ミリのプラ板にて
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右側は脱着式なので、クリアランスを確保しておきます
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ノ−ズ内の小部品です。バッテリ−とペダル・シリンダ−
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位置決め・調整が難しい所。殆んど見えなくなりますが
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Rウィングと垂直板。この形状も色々あって悩むところ
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水平出しと角度調整。ここがF-1モデルの大事な所
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作図して、NC旋盤で制作したジュラルミン製ホイ−ル
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センタ−リムはプラ板製。芯円度とR出しが難しいです
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L79-64
ホイ−ルベ−ス・トレッド・キャンバ−をチェック
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ドライバ−の制作。今回は1/12オフロ−ドライダ−を改造
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L79-66
L80・L78と進化してきました。シ−トベルトです。まだまだ?
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シ−トベルトをコクピットに仮組。いい感じです
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マリオに試乗してもらいます。シ−トに密着させるのが難しい
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DFVファンネルカバ−。L80から定番となりました
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少し膨らみすぎ?高さ調整が難しそうです
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モノコックのリベット。ウェ−ブの丸タイプを等間隔に
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同じく燃タンもケガキ線を引いて、一コづつ着けて行きます
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塗料の厚みを考えると、一回り小さいタイプが良かったかも?
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全ての部品が完成。ボディ部品はWサフまで仕上げました
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モノコックの塗装。今回はタミヤ製メタルシルバ−を使用
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ボディ関係のブラック塗装。一気に仕上げます
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並行してDFVも塗装と仕上げです。質感の表現が難しい所
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L79-78
名機DFV。P34・L78から数えて5台目です。苦労しました
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シャシ−・モノコックも塗装しながら組み付けします
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スロットルワイヤはしっかりアクセルペダルに連結します
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DFVも連結。角度の最終調整をして、パイピング
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スラビライザ−のワイヤも表現。各配管も完了しました
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タイヤも完成。アルミ生地の輝きは最高です
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分解展示用の各ア−ムを制作。Φ2.0・3.0のプラ棒です
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発注してありましたデカ−ルの仮版が完成。ワンオフです
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各部品に実際に貼って超微調整を行います。ここが大事
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左右の微妙な違いも組み付けてチェックして行きます
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デカ−ルは仮版ですが、SHSに展示するため、ディスプレイ
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デカ−ルの本刷りが完成しました。いよいよ本番です
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組み付けた状態で、デカ−ルを貼って行きます
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1/10となると、真直ぐにラインを貼るのは大変です
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カウルのつなぎ目は特に注意。ずれると、カッコ悪いです
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デカ−ル乾燥後、ウレタンクリアで最終仕上げ
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2回目10分・3回目20分間隔で塗りました
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5日程、十分に乾燥したところで、表面仕上げ
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1500・2000ペ−パ−で平面出し。時間をかけて
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タミヤ3種とハセガワセラミックで鏡面まで仕上げます

ロ−タス79制作記

構想から完成まで、3年かかりました。
フルスクラッチの面白いところは自分なりのデフォルメができる事。
実車寸法や時代考証でガチガチに固めてしまうと、楽しくありませんよね。

今回のLOTUS79も、随所に自分なりの味付けをしました。
フロントウィングの翼端板や、ロ−ルゲ−ジの形状。流線型のミラ−部など、
「こうだったらカッコいい」と言う思いを表現できたと思います。
世界にたった1台しか存在しない、自分だけの LOTUS79ですからね。
苦労や失敗も多々ありましたが、完成車を見ていると本当にカッコいいです。素晴らしいマシンです。
3年間、殆ど毎日「エフモ79特集」を眺めていた為、本がボロボロになってしまいました…。

写真で、私の思いを少しでも感じ取っていただければ幸いです。


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